タキ1000形タンク車を比べる - きょーばしのかもるえき

タキ1000形タンク車の現在

タキ1000形とは1993年から計1008両が製作された（2023年2月現在）ガソリン専用タンク車のことである。日本石油輸送株式会社（以下、日本石油輸送）と日本オイルターミナル株式会社（以下、日本オイルターミナル）が所有する私有貨車で、車籍は日本貨物鉄道（以下、JR貨物）に編入している。

台車形式は、FT21形が採用されたが、403番以降は側面に補強板がない改良型FT21A型に変更された。

塗装パターンは、日本石油輸送の車両がグリーン＋グレーのツートンカラーで、同社が所有する計830両のうち422両にENEOSのロゴマークとエコレールマークの標記が施されている。日本オイルターミナルの車両は青15号1色となっている。同社が所有する計174両のうち125両はエコレールマークの標記が施されている。なお、969-978番の10両は、2021年度に日本石油輸送から、日本オイルターミナルに移籍しているため全体の塗装は変えず、社紋を張り替えただけの塗装になっている。

出典：JR貨物タキ1000形貨車 - Wikipedia

東日本大震災などの影響で44両が廃車済みとなっている。そのため現在の運用総数は964両で、内訳は日本石油輸送が830両（うち39両廃車）日本オイルターミナルが174両（うち5両廃車）所有しており、日本石油輸送所有車両のうち891-938番の48両は、米軍横田基地と安善駅との間で運用されている。（通称、米タン）輸送内容がジェット燃料のため、タンク体に「JP-8」の標記がある。

出典：http://f-kawasaki.sakura.ne.jp/car/taki01000/

また、1000番は、日本石油輸送・JR貨物・日本オイルターミナルのブランドカラーと社紋が施された特別塗装になっている。所有者は日本石油輸送。kyobashijct.hatenablog.com